ゼロ年代の洋楽ロックをふりかえる①

ロックが主役ではなくなった時代

ゼロ年代の洋楽ロック、それは僕にとってとくべつな思い入れがあるものだ。僕は1992年生まれで、自分の意志で洋楽を聞くようになったのは中学生のときだった。洋楽ロックに目覚めたころに流行っていたのがゼロ年代の洋楽ロックなので、それが時を経たいまでも自分にとってかくべつの愛着に値するというわけである。高齢者のなかには、エルヴィス・プレスリーにふれたときの衝撃をいまでも昨日のことのように語るひともいる(プレスリーのレコードデビューは1956年なのでいまの80代くらいの世代)。おそらく僕もおなじ道をたどるだろう。無事に老人になれたなら、ストロークスの『Is This It』(2000)がいかにかっこいいものだったか、コールドプレイの『A Rush of Blood to the Head(静寂の世界)』(2002)がいかに心をゆさぶるものだったか、聞かれもせずにとうとうと語るのだ。

しかし、である。僕がロックに目覚めたときには、すでにロックはポピュラー音楽のメインストリームではなくなっていた。時代の趨勢はR&Bとヒップホップにあった。あちらこちらで聞こえてくるのはローリン・ヒルであり、ビヨンセであり、ジェイZであり、エミネムであった。ロックはもはや若者にアピールする音楽ではない。これは70年代のハードロックやパンク、それに80年代のインダストリアルロック、ポストパンク全盛の時期に青春を過ごした世代(1960年~70年生まれくらいの世代)にとってもまた、あまりぴんとこない事態かもしれない。ただこんにち流布している言説によると、MTVが登場し、マイケル・ジャクソンやマドンナが一世を風靡した80年代ころには、ロックはすでに廃れる兆候をみせていた。

90年代のオルタナティヴ・ロックはいわば、みずからの生き残りのためにロックがしめしてみせた最後のあがきだったのかもしれない。他ジャンルをとりこむことで「既存のものに代わる」(=alternative)ロックの姿を提示しようというのである。レディオヘッドの『Kid A』(2000)を聞いて、これがロックバンドによる作品であると信じられる一般リスナーなどほとんどいないだろう。洋楽ロックのコアなファンでもないかぎり、「ロック」ということばで表されるあまりの幅の広さにある種の困惑をおぼえることと思う。というか、洋楽ロックファンを自称している僕じしん、ロックというものがなんなのかだんだんよくわからなくなりつつある。

『OK Computer』(1997)から『Amnesiac』(2001)のころのレディオヘッドはしばしば「ロックの死」という文脈と関連づけて語られる。けれど、現実の音楽マーケットの規模を考えてみれば、かりにも一時代を築いたロックという若者の象徴のようなジャンルが、これだけ短いスパンで消えてなくなるということは考えられない。正確にいうと、それは消えるのではなく他ジャンルにとりこまれるかたちで別のものとして生きながらえていくのではないか。リチャード・ドーキンスの提唱したミームの概念はもちろん音楽文化にもあてはまるのである。

ちなみに「ロック」というと長髪を逆立てて、派手なメイクをして、革ジャンを着て、ドラッグや酒にまみれた放埓な生活を送って……と、そんなステレオタイプ的なイメージでとらえられたのはもう何十年も前のことだ。みんながみんなKISSなわけではない。「特徴の多様化」はなにも音楽そのものではなく、ミュージシャンたちの外見にもあらわれている。こういう格好をしていればすなわちロックミュージシャン、というのはもういえなくなりつつあると思う(ラッパーなんかはその限りでもないが……)。

2026年のいま、ロックはもう音楽のメインストリームではないけれど、二十数年前はずいぶんと活気のあったジャンルのように思える。たしかにチャートを丁寧にたどっていけば、僕が夢中になっていた音楽はそれほどメジャーなものではなかったのかもしれない。でもそういう客観的な事実はどうでもよくて、あのころの自分にとっては同時代のロックがとても大切なものだったのだ。いわば自分にとってはエナジーのかたまりだったというか。今回こうやってまとめる作業をやってみて、そのことをひさびさに感じた。

またあのころは邦ロックにおいてもずいぶんとバンドに勢いがあった時代でもある。ゼロ年代に活躍したバンドを思いつきで列挙しただけでも以下のようになるが、このなかにはいくつもロックバンドが含まれているのがわかるだろう。

BUMP OF CHICKEN(1994-)

ナンバーガール(1995-2022)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(1996-2003)

ASIAN KANG-FU GENERATION(1996-)

くるり(1996-)

マキシマムザホルモン(1997-)

LOVE PSYCHEDELICO(1997-)

ELLEGARDEN(1998-)

フジファブリック(2000-)

レミオロメン(2000-)

ORANGE RANGE(2001-)

RADWIMPS(2001-)

東京事変(2003-)*椎名林檎のデビューは1998年

サカナクション(2005-)

相対性理論(2006-)

「バンプなんかゼロ年代結成くらいのイメージがあったけど意外と古参なんだな……。ミスチルとそう変わらないじゃん」とか(ちなみにバンプとミスチルはおなじトイズ・ファクトリー所属)、「サカナクションは一時期停滞してたのにいま謎のリバイバルヒットを迎えてるな」とかいろいろなことに気づく。全盛期は90年代にあったと認識しているので名前は挙げなかったが、B’zや斉藤和義なんかはゼロ年代から10年代はじめにかけても大きな人気をあつめていた。こういった邦ロックの担い手たちと同時代ではあれどことなる場所で、きらめくような個性と才能をもったミュージシャンたちが互いにぶつかりあい、火花を散らしながら描いていったひとつの軌跡、それがゼロ年代の洋楽ロックだといえるだろう。

ガレージロック・リヴァイヴァル関連

ゼロ年代の洋楽ロックシーンを概観するにあたっては、「ガレージロック・リヴァイヴァル」(「ポストパンク・リヴァイヴァル」とか「インディーロック・リヴァイヴァル」ともいう)からはじめるのが「物語」として一番わかりやすいと思う。90年代ころからR&Bやヒップホップの人気が高まっていく一方で、ロックの存在感は薄れつつあった。けれど21世紀に入って、60年代のガレージロックに影響を受けたサウンドを展開するバンドたちがつぎつぎに出現し、ロックはにわかにリヴァイヴした(復興した)かのような様相を呈した。

◆ザ・ストロークス(The Strokes

ガレージロック・リヴァイヴァルの象徴的な存在。21世紀にロックンロールを鳴らすとしたら、どうやるのが望ましいか? かれらが1st『Is This It』(2000)で提示したスタイリッシュかつモダンなサウンドはそういった問いにたいする模範的な回答になっているように思う。ただ、個人的にエポックメイキングだったのは2nd『Room on Fire』(2003)まで。3rd『First Impression on Earth』(2006)は急にヘヴィなサウンドになって、かっこいいんだけど「これがストロークス?」と首をひねらざるを得なかった。

♪「ラスト・ナイト」(Last Nite)*NiteはNightのくだけた表記

◆インターポール(Interpol)

ストロークスとおなじくニューヨーク出身ということもあり、知的かつ洗練されたサウンドが持ち味。テレヴィジョンやジョイ・デイヴィジョンといったポストパンク・バンドからの直接的な影響を感じさせる。1st『Turn on the Bright Lights』(2002)はこの時代のロックを語るうえではぜったいに外せない。ストロークスとよく比較されるが、かれらにはない独特のダークな雰囲気に魅力がある。フロントマンのポール・バンクスはもともとイギリス生まれだし、そこが生粋のニューヨーカーであるジュリアン・カサブランカスとはちがうのかもしれない。

♪「オブスタックル1」(Obstacle 1)

◆ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes)

ゼロ年代のロックキッズのみならず、ブルーズロック、ハードロック、パンクといった従来型ロックのファンからも絶大な支持をあつめたミステリアスなデュオ。21世紀にもなってジャック・ホワイトのようなギターヒーローが出てくるとだれが予想しただろうか。洗練派の双璧をなすのがストロークスとインターポールだとしたら、こちらは徹底してDIYにこだわるがあまり生み出される泥くさいサウンドが持ち味。要は方向性のちがいで、ジャックもまた音楽的センスに抜きんでたところがあるのは疑いようがない。

♪「セヴン・ネイション・アーミー」(Seven Nation Army)

◆キングズ・オブ・レオン(The Kings of Leon)

いまではすっかりスタジアム・ロックの代表格みたいな存在だが、インディーズ時代はホワイト・ストライプスとおなじ文脈で語られる泥くさいサザンロックを鳴らしていた。こういう大型化はU2とかコールドプレイとか、ロックファンはもういやというほど経験してきている現象だが、なんだかんだいって僕もかれらの新作がでればかならずチェックするし、王道ロック路線もべつに悪くはないのだ。ただ個人的には初期のいい意味で洗練されていないサウンドのほうが好きである。

♪「チャーマー」(Charmer)

(以下、ガレージロック・リヴァイヴァルの文脈でくくれそうなUKロック勢)

◆フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)

デビューしたころは華麗なる一発屋?みたいな雰囲気がすごかったのだけど、ぜんぜんそんなことはなく、朝までどんちゃん騒ぎをしている大学生みたいなノリでここまできてしまうのだから、UKロックはやっぱりおもしろい。アホと思わせておいてじつはかなり計算高い連中ではないか。あくまでロックバンドとしての編成で、ここまでダンスミュージック的な高揚感を生み出せるのは純然たるマジックである。

♪「マイケル」(Michael)

◆ブロック・パーティ(Bloc Party)

最近はケリー・オケレケのソロプロジェクト?みたいな感じになってるけど(追ってないのでよくわからない)、1st『Silent Alarm』(2005)と2nd『A Weekend in the City』(2007)は最高すぎた。黒人がフロントマンを務めるロックバンドっていうのはほんとうに珍しくて、その一因としてあるのは、だんだんべつの路線に進んでいってロックじゃなくなることが多いからではないか? 3rd『Intimacy』(2008)収録の「Mercury」を聞いたときに高校生の自分はそういうことを思ったのだった。

♪「バンケット」(Banquet)

◆フォールズ(Foals)

初期はマスロック(math rock:数学を思わせるような緻密なロック)とかいわれることが多いけど、ほかにバトルズ(Battles)くらいしかそんな呼び名は聞かない。表面的にアホなフランツ・フェルディナンドにたいして、またべつの意味でアホなフォールズもすばらしかった。サードくらいからボーカルのヤニスがヘヴィメタル(ついでに筋肉にも)に目覚めてしまい、インディーロックにしてはヘヴィだけど、本物のヘヴィメタからしたらぜんぜんヘヴィじゃないよね、というなんだか中途半端な感じになってしまったんじゃないか。

♪「オリンピック・エアウェイズ」(Olympic Airways)

ほかにキラーズとかリバティーンズとかアークティック・モンキーズなんかもここに含めるべきなんだろうけど、正直あんまり好みではない。

なおゼロ年代から10年代初頭にかけては、エイジアン・ダブ・ファウンデーションカサビアンといった90年代デビュー組、それにジ・エックス・エックス(the xx)ジェームズ・ブレイクフレンドリー・ファイアズといったゼロ年代後半デビュー組など、ダンス音楽の要素を基盤にもつアーティストの活躍が目立った。ここでとりあげたフランツ・フェルディナンド、ブロック・パーティ、フォールズにしてもおおかれすくなかれダンスロックと呼べるわけで、「とにかく踊れるサウンドを」というのがゼロ年代UK音楽のひとつの特徴といえるかなと思う。

このあたりはストーン・ローゼズとかハッピー・マンデーズ、それにニュー・オーダーに象徴されるマッドチェスター、それに90年代後半のダブステップといったダンス音楽文化から直接的にきているものと自分は理解している。レディオヘッドが『King of Limbs』(2011)を出したとき、「なにこれ、すげえ!」と僕なんかはおどろいたわけだが、いまとなってはなんのことはない、ひと昔前に流行ったダブステップをやってみたまでのことである。

一方、アメリカではLCDサウンドシステム!!!(チック・チック・チック)といったダンス・パンクが花開いた。ライアーズも最初はダンス・パンクだったが、だんだん音楽的変態性をつよめていきエクスペリメンタル・ロックになっていった。ギャング・ギャング・ダンスのエキゾチックなダンスサウンドも個人的にはおもしろかったが、総じてアメリカのダンス音楽は大味というか、ジャンルとしての成熟度でいえばイギリスのほうがだいぶん先をいっているなと感じる。

ポップロック周辺

ガレージロック・リヴァイヴァルのつぎは、一般のポップスにちかいロックをとりあげよう。「尖ってなければロックじゃねえよ」というあらくれ者の方は素通りしてもらってもいいが、王道がなければいかなる脇道も存在しなくなってしまうということは知っておいて損はない。あるいは、本流の理解なくして傍流をとらえることはできないのである。

マルーン5(Maroon5)

R&Bやラップ、ソウルといった諸要素をとりいれながらも、ひたすらポップロックのど真ん中を突っ走るみんな大好きなバンド。結成は1994年だが、1st『Songs About Jane』のリリースが2002年なのでじつはかなり下積み期間が長かったりする。ビートルズとかビーチボーイズがいまだに親しまれているのは、ロックバンドでありながらだれにでもよさがわかるポップソングがたくさんあるからで、いつの時代にもそういうグループは必要なのだと思う。

♪「サンデー・モーニング」(Sunday Morning)

◆アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)

カナダが生んだロック・プリンセス。そのわかりやすくイケイケなパワーポップサウンドはJ-POPアーティストにも衝撃的だったらしく、YUIとか一時代を築いたひとたちにも影響を与えている。僕なんかは、中学校の運動会で「Girlfriend」が使われたりしてた世代なんだけど、当時は「安易だなあ」とスルーしていた。それにこのひと、陰キャにやさしくない雰囲気しか感じないんだもん。でも時間がたってちゃんと聞いたらけっこうよかったという話。僕の経験上、アヴリルが好きなひとは高確率でグリーンデイも聞いている。『American Idiot』(2004)、バカみたいに売れたもんな。

♪「ガールフレンド」(Girlfriend)

◆KTタンストール(KT Tunstall)

『プラダを着た悪魔2』が公開されて、最近ふたたびスポットライトを浴びているとかいないとか、自分のなかで話題のケイティ。「Suddenly I See」が収録された1st『Eye to the Telescope』(2005)の20周年記念盤が昨年末にリリースされるという、これまたわかりやすい戦略はきらいじゃない。ゼロ年代はジャズボーカル方面からノラ・ジョーンズ、ポップス方面からはヴァネッサ・カールトンプリシラ・アーンが出てきたが、アイドル性もなく、インディーズ志向でもなく、ただ自分のやりたいロックを自分の手でつくりあげてここまでやってきました、という感じがするケイティは自分としてはかなり好き。

♪「セーヴィング・マイ・フェイス」(Saving My Face)*「Suddenly I See」はさすがにもういいでしょう……。どんな曲か知らない、聞きたい!という方はこちらをどうぞ。

僕は古い時代の音楽だとポップス的なものが好きなのに、現代のものだとわりに尖ったものが好きである。いわゆる「中庸」がいちばんよくわからない。ということで、わけわからんオルタナやらインディーロックやらをさんざん聞きまくったあとで、マルーン5やアヴリルに行きつくというわれながら不可解なルートをたどった。でも気づいたら、ビリー・アイリッシュとかオリヴィア・ロドリゴとか、インディーズの感性を最初から内蔵したポップスがメインストリームになってきているではないか!笑 メジャーとかインディーズとかの境界線は、だんだんあってないようなものになりつつある今日このごろである。

UKオルタナティヴ・ロック

◆コールドプレイ(Coldplay)

高校時代に4th『Viva La Vida or Death and All His Friends(美しき生命)』(2008)にリアルタイムではまり、さかのぼって過去作も聞きまくったのはいい思い出。でも中高生のころってほとんどのひとは価値観というものが定まっていないし、それゆえ周囲の影響を受けやすいものだ。僕もほかのいろんなおもしろい音楽を吸収するのにいそがしく、気づけば5th『Mylo Xyloto』(2011)はスルーしてしまっていたし、ふたたびちらっとかれらに目を向けたころにはEDM?をやってたりBTSとコラボ?してたりと、僕の記憶にあるコールドプレイのすがたはどこにもなくなっていた。リアル浦島太郎。またかれらを追いかける日がくるだろうか。

♪「クロックス」(Clocks)

◆ミューズ(Muse)

いまでもスタジアム・ロックの代表格だが、かれらは最初から壮大なロックを志向してたんで、個人的にコールドプレイにたいして抱いているような感慨はない。「ほんとに3人でやってるの?」と思わず笑いすらこみあげてくる壮大さゆえに、UKはもちろんのこと、アメリカでも大人気。4th『Resistance』(2009)が好きで好きで、一時期そればかり聞いていたことがあった。でもあるとき、ちょっと聴いたかぎりではすごい緻密に聞こえるのだけど、じっさいはけっこう単純なことしかやってないじゃんとなんだかしらけてしまったのだった。どうも僕は、スタジアム・ロックというものを受けつけないたちらしい。

♪「アップライジング」(Uprising)

◆フローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence + The Machine)

全アルバムを聞いたうえで僕はケイト・ブッシュのことを「ひとりで学芸会をやってるひと」だと思っているのだけど、フローレンス・ウェルチってまんま現代版ケイト・ブッシュだなあ。でも彼女にはThe Machine(バックバンド。レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンにつぶされそう)がついているし、サウンド的には明確にロック寄り。ケイトから妖精?的な部分をとり去って、90年代オルタナを通過させるとこうなります、というかんじ。自分が彼女を発見したのはかなり遅くて、3rd『How Big, How Blue, How Beautiful』(2015)が出たころだったけど、じつはそのとき全英1位・全米1位をなしとげたのだった。どうにもアメリカ人ウケはしなさそうな雰囲気なのに? おそらく英米で共通して好まれる特徴に「力強い女性」があるのだろうと思う。

♪「ラビット・ハート」(レイズ・イット・アップ)(Rabbit Heart(Raise It Up))

ハードロック・ヘヴィメタル周辺

自分はこの分野がいちばん疎い。なにせ、ゼロ年代だとニッケルバックエヴァネッセンスくらいしかまともに聞いていないというありさまなので笑 リンキン・パークスリップノット、だれか私にヘヴィメタルを布教してくだされ。

エヴァネッセンス(Evanescence)

というカイ・シデン並みに軟弱者の自分でもはまれるすばらしいバンド、それがエヴァネッセンス。あれ? ヘヴィメタルがこんなにメロディアスで聴きやすくていいの? こわもてのおっさんが叫びまくったりするんじゃないの? いや、まあ自分だってヘヴィメタルにもいろんなサブジャンルがあって、こういうメロディアスでちょっとラップもやっちゃう曲があるだろうことくらい容易に想像がつく。たぶん本物のヘヴィメタ・ファンからすると初心者御用達というかんじだろう。1st『Fallen』(2003) はとくにロックファンでもない一般リスナーにも浸透しているくらいだし。でもおかげでヘヴィメタ・リスナーの裾野が広がったというのはおおいに意味があることでは。

♪「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」(Bring Me to Life)

長くなるので今回はここまで。次回は「インディーロック周辺」「エクスペリメンタル・ロック周辺」を中心にあつかう。

洋楽

Posted by Kenny