村上春樹『街とその不確かな壁』(新潮社、2023年)その2
『街とその不確かな壁』について:その2
前回の考察のつづき。村上春樹の長篇はどれも「この世界とは何なのか」という問いがその核に位置していると思うのだが、『街』のように現実世界と非現実世界をいったりきたりする構成はそういった ...
気が向いたときにだけ洋楽の歌詞対訳をしたり、雑文を書いたり、読んだ本の紹介をしたりするブログ。
『街とその不確かな壁』について:その2
前回の考察のつづき。村上春樹の長篇はどれも「この世界とは何なのか」という問いがその核に位置していると思うのだが、『街』のように現実世界と非現実世界をいったりきたりする構成はそういった ...