Bryce Dessner:アーティスト・プロフィール

2024年3月17日

ブライス・デスナー(Bryce Dessner, 1976年4月23日生まれ、オハイオ州シンシナティ出身)はアメリカのインディーロックバンド、ザ・ナショナルの主要メンバーとしての顔を除けば、主に現代音楽の作曲家・演奏家として知られているだろう。イェール大学で音楽の修士号を取得した彼の音楽活動は非常に旺盛であり、ジャンルもインディーロックからクラシック音楽、現代音楽までと多岐にわたる。

ウィキペディア(英語)TOWER RECORDS(アーティスト詳細)

自身が率いるグループ

クロッグズ(Clogs): パドマ・ニューサム(Padma Newsome)とともに結成したインストゥルメンタル音楽グループ。Brasslandから5枚のアルバムをリリースしている。

ドリーム・ハウス・カルテット(Dream House Quartet):カティアとマリエルのラベック姉妹(Katia and Marielle Làbeque)およびLa Terre Invisibleのダヴィッド・シャルマン(David Chalmin)ともに結成したカルテット。2023年にDream House Quartet-EPをリリース。

他のアーティストとのコラボレーション

2013年ザ・クロノス・カルテット(The Kronos Quartet)とともに『アハイム』(Aheym(イディッシュ語で“Homeward”の意味)をリリース。表題曲“Aheym”は2023年のシングル“Homeward: Bryce Dessner, George Walker, Ruth Crawford Seeger”(オーストラリア室内管弦楽団&リチャード・トニェッティ)にもライブ録音が収録されている。
『ラング:デス・スピークス』(Lang: Death Speaks: デヴィッド・ラング(David Lang)、ニコ・ミューリー(Nico Muhly)、オーウェン・パレット(Owen Pallett)、シャラ・ウォーデン(Shara Worden)と。
2014年『セイント・キャロリン・バイ・ザ・シー:スイート・フロム・「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」』(St. Carolyn by the Sea: Suite from There Will Be Blood (Deutsche Gramophone)):レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド(Jonny Greenwood)と。
There Will Be Blood(2007)はポール・トーマス・アンダーソン監督による映画。
2015年『ミュージック・フォー・ウッド&ストリングス』(Music for Wood & Strings):ソー・パーカッション(Sō Percussion)と。
2017年『プラネタリウム』(Planetarium, 4AD)スフィアン・スティーヴンズ(Sufjan Stevens)、ニコ・ミューリー、ジェームズ・マカリスター(James McAlister)との共同制作
『ブラック・マウンテン・ソングズ』(Black Mountain Songs:Brooklyn Youth Chorus & Dianne Berkun Menakerの作品。“Black Mountain Song”“My World”“Maximus to Gloucester” “M. C. Richards” (Bryce Dessner & Tim Hecker)の4曲を手がけた。
2019年『エル・カーン』(El Chan (Deutsche Gramophone)):ラベック姉妹との共同制作
レビュー:https://turntokyo.com/reviews/el-chan/
『ウェン・ウィー・アー・インヒューマン』(When We Are Inhuman:ボニー・プリンス・ビリー、Eighth Blackbirdと。
『テネブル』(Tenebre:ドイツのアンサンブルEnsemble Resonanzとの共同制作。
2021年『インパーマネンス/ディスインテグレーション』(Dessner: Impermanence / Disintegration):Australian String Quartet, Sydney Dance Companyと。
2023年『ドリーム・ハウス・カルテットEP』(Dream House Quartet-EP):カティア・ラベック、ダヴィッド・シャルマンと。
2024年「パルス」(“Pulse”):Fuse & Bryce Dessner

映画音楽

2015年アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇りし者』(The Revenant)(坂本龍一、アルヴァ・ノトと共同制作)
2019年フェルナンド・メイレレス『2人のローマ教皇』(The Two Popes
アンドレア・バーロフ『ザ・キッチン』(The Kitchen
ジョー・ライト『シラノ』(Cyrano
2022年アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『バルド、偽りの記憶と一握りの真実』(Bardo
2023年フレデリック・テリエ『アベ・ピエール』(L’Abbe Pierre: Une vie de combats; 英題はL’Abbe Pierre— A Century of Devotion
レベッカ・ミラー『ブルックリンでオペラを』(She Came to Me)日本では2024年4月5日公開予定。
ザック・ブラフ『87分の1の人生』(A Good Person

その他

2010年“Long Winter”(Zach MilskinのFor Your Safetyに収録)
2014年“Interruptions”(I. Miniature 1, II. String Peaks, III. Wind’s Idea, IV. Miniature2, V. Sticks / Tension, VI. French Guitars, VII. Freeform Winds / String Drones)(yMusic, アーロン・デスナー、リチャード・リード・パリーと)(Richard Reed ParryのMusic for Heart and Breathに収録)
2015年“Murder Ballads” ( I. Omie Wise, II. Young Emily, III. Dark Holler, IV. Wave the Sea, V. Brushy Fork, VI. Pretty Polly, VII. Tears for Sister Polly )(Eighth BlackbirdのFilamentに収録。久石譲のMusic Future VI(2022)でも聞くことができる)
2016年“Suite for Harp” (Movement I, Movement II, Movement III)(ハープ奏者Lavinia MeijerのThe Glass Effectに収録)/ “Line and Drones” (Live) (Bryce Dessner & Clara Claus) One Night Stand by Gasper Claus (#1 Live in Brooklyn)に収録
2017年“Lou” “Everything (feat. Saul Williams)”(RoneのMirapolisに収録)
“Lewisburg” (Nicholas PhotinosのPetits artéfactsに収録)
2018年“Réponse Lutoslawski” (I. Resonance, II. Preludio, III. Des Traces, IV. Warsaw Canon, V. Residue” (12 EnsembleのResurrectionに収録)
2019年“Ornament2” “Ornamanet3” (Vanessa WagnerのInlandに収録)
2020年“Song for Octave”(フランスのクラシックピアニスト、ベルトラン・シャマユ(Bertrand Chamayou)のGood Night!に収録)/ “Aheym”(ゴルトムント弦楽四重奏団(Goldmund Quartet)の『現代音楽の作曲家による弦楽四重奏曲集』(Travel Diaries)に収録)
2022年“Réponse Lutoslawski” (I. Resonance, II. Preludio, III. Des Traces, IV. Warsaw Canon, V. Residue(いずれもLive in Recital City Hall, Sydney, 2019)(オーストラリア室内管弦楽団&リチャード・トニェッティのIndies & Idols (Live in Concert)に収録)/ “Garcia Counterpoint”(Giacomo BardelliのNew York City Tracksに収録)
2020年“Trombone Quintet: I. –”(ユルゲン・ファン・ライエン&Alma Quartet AmsterdamのMirrored in Timeに収録)/ “Lullaby for Jaques & Brune”(ヴァネッサ・ワーグナーのClassical Sessionに収録)

アーロン・デスナーとの共同制作・プロデュースによる作品

2016年『デイ・オブ・ザ・デッド』(Day of the Dead, 4AD):アーロンとともにプロデュースしたグレイトフル・デッドへのトリビュート盤
2020年“Santa Agnes” (Aaron and Bryce) “Spree” (Aaron and Bryce, Boys Noize)
“Swan” (Lisa Hannigan, Aaron Desnner, Enda Walsh)(37d03d Mix Tape01に収録)

<映画音楽>

2013年マイケル・ポリッシュ『ビッグ・サー』(Big Sur
2016年グレッグ・クウェダー『トランスペコス』(Transpecos
2018年ウェイン・ロバーツ『グッバイ、リチャード!』(The Professor
2021年マイク・ミルズ『カモン・カモン』(C’mon  C’mon