【歌詞対訳】”Violent Delights” / CHVRCHES
4thアルバム『スクリーン・ヴァイオレンス』(Screen Violence, 2021)からの一曲。ポーティスヘッドに続き、少しヒヤッとする曲ということで、再びチャーチズを。作品的にはコンパクトにまとまっているけれど、ロバート・スミスをフィーチャーした"How Not to Drown"があったりと地味に充実している。Screen Violenceは当初バンド名の候補になっていた言葉だそうだが、それはやがて画面による暴力、画面越しの暴力というコンセプトにつながっていった。ロシアによるウクライナ侵略戦争もそうだが、僕たちは肉眼で凄惨な暴力を目にするより、画面を通して目にすることのほうが圧倒的に多い時代に生きている。"Violent Delights"はそんなコンセプトで作られたアルバムを象徴するような一曲だ。このあとに"How Not to Drown"が続くという流れもよく考えられている。
“Violent Delights” (written by Iain Cook, Martin Doherty and Lauren Mayberry)Had a dream your father died
I couldn’t scream, I couldn’t cry
The second night, I dreamt you drowned
You couldn’t fight, you were not found
あなたのお父さんが亡くなる夢を見た
私は叫ぶことができなかった、泣くことも
二日目の夜には、あなたが溺死する夢を見た
あなたは抵抗することができず、それから見つからなかった
*These violent delightsKeep creeping into my nights
And they’re reading my rites
And I’ll never sleep alone again
こんな残虐な歓びが
私の夜にしのびこみ続ける
それは私の典礼を読んでいる
私はもう二度と一人では眠らない
And these violent delightsKeep bleeding into the light
And I’ll never be right
But they’ll never sleep alone again when I’m gone
When I’m gone
こんな残虐な歓びが
光のなかへと溶け込み続ける
私はもう平気ではいられない
でも私が消えたらそれはもう二度と一人では眠らない
私が消えてしまったら
A photograph will steal your soulAn epitaph won’t make you whole
If I disappear, they’ll say I killed myself
I never feared for my own health
一枚の写真があなたの魂を奪うだろう
一つの墓碑銘があなたを健やかにすることはない
私が消えたら、自殺したのだとそれは言うだろう
私は自分の健康を心配しなかったのだと
*繰り返し
I don’t want to see it, I don’t want to see itI don’t want to sleep alone, no
I don’t want to see it, I don’t want to see it
I don’t want to sleep alone, no
見たくない、見たくない
一人で眠りたくない
見たくない、見たくない
一人で眠りたくない
I don’t want to see it, I don’t want to see itI don’t want to sleep alone, no
I don’t want to see it, I don’t want to see it
Never sleep alone again when I’m gone
見たくない、見たくない
一人で眠りたくない
見たくない、見たくない
僕が消えてしまったらそいつはもう二度と一人で眠らない
*繰り返し
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