ブックレビュー

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あまり流行っている本には手を出したくないけれど、この本は自分自身が日々感じている問題とも関わりがあるから読んでみた。「現代ビジネス」に連載された9本の記事がもとになっているということで、章によっては互いに重なり合う記述があったり、やや ...

歌詞対訳

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言わずと知れたロックアルバムの金字塔『噂』(Rumours, 1977)の2曲目に収録されているナンバー。作曲もボーカルもスティーヴィー・ニックス。彼女のアンニュイな歌い方は次々と浮かんでは消えていく泡のような夢を思わせる。男 ...

歌詞対訳

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ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』(Pet Sounds, 1966)の最後に配置されている美しいバラード。ビーチ・ボーイズはいまや英語圏でもおじいちゃんが昔を懐かしみながらしみじみ聴く音楽になっているのだろうか。決していま ...

歌詞対訳

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デヴィッド・シルヴィアンと坂本龍一のコラボ曲(2003)。シルヴィアンのアルバムはすぐに品切れになってしまうわけだけど、コラボレーション曲を集めた2010年のコンピレーション盤『スリープウォーカーズ』(Sleepwalkers ...

歌詞対訳

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ビートルズの3枚目のアルバム A Hard Day’s Night (1964)の5曲目に収録。英語を覚えたての中学生くらいの頃は何といってもロックンロール調の曲が好きだったけれど、30代になったいま、ふとしたときに ...

歌詞対訳

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初めて聴いたときの衝撃度という意味では、スミスの曲のなかで圧倒的にナンバーワンに位置する曲。一度聞いたら忘れない奇妙なリフ、ヨーデルみたいな謎のコーラス、ブラックユーモアの度が過ぎていて悲惨というより笑いすら呼び起こす歌詞。どの部分を ...

歌詞対訳

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間違いなくザ・スミスというバンドを象徴する曲。ロンドンに行くと赤い二階建てバス(double-decker bus)が市内を走っているが、こんな日常性あふれる乗り物にひかれてつまらない死を迎え、至福の状態へと至るという対比の仕方がいか ...

歌詞対訳

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セカンド・アルバムMeat Is Murderからの一曲だが、もともとオリジナル盤には入っておらず、1992年~2011年のイギリス盤およびアメリカ盤にのみ収録されている。それもそのはずで、スミスは3分間ポップというものを標榜している ...

歌詞対訳

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僕がザ・スミスを初めて聴いたのは高校2年のときだった。レッド・ツェッペリンやらディープ・パープルやら、そういうこてこてのロックに聞き飽きて、レディオヘッドに興味を持ち始めた時期だったと思う。一聴して、直感的にこれは自分の理解能力を超え ...

ブックレビュー,村上春樹

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2022年のノーベル文学賞はフランスの作家アニー・エルノーが受賞し、日本の村上春樹は今年も受賞を逃した。何ということもない毎年の恒例行事。マスコミやらハルキストやらが騒ぎ立てているだけで、村上本人がどう思っているのかはよくわからない。 ...