【歌詞対訳】”Everyday People” / Sly & The Family Stone
4枚目のアルバム『スタンド!』(Stand!, 1969)に収録。前年にシングルとしてリリースされ、スライ&ザ・ファミリー・ストーンにとって初の全米ナンバーワンとなった記念すべき楽曲。68~69年というと公民権運動もすでに終わりを迎えていて、ベトナム戦争が長期化するなか停滞の70年代に入っていくというころだけれど、能天気なメロディに乗せてこんな人道的なことを歌われたら、やっぱり移民の国ではヒットするわけだ。スクービー・ドゥービー・ドゥービーってなんだ?とかそんなことは考えなくていい。僕はデビューアルバムの1曲目はアーティストにとってなにか特別なものが宿るという持論をもっているが、かれらの場合は「グーチョキパーでなにつくろう」ファンファーレからキレッキレのファンクを鳴らしてみせるわけで、スライ・ストーンがどういう姿勢で音楽と向き合おうとしていたのかがこれでもうよくわかるというものだ。
そんなスライも昨年6月9日に亡くなり、その二日後にはブライアン・ウィルソンが亡くなった。ふたりとも82歳だった。どちらも短命ではないし、むしろドラッグ中毒で大きく健康を害したりしていてよくそこまで生きられたなと思わないでもないけど、片方はファンクの巨人、もう片方はポップスの巨人だった。アメリカは冗談ではなくアメリカ帝国になりつつあるけれど、人種やジャンルを超えてすばらしい音楽を生む国でもあるということが霞んでいかなければいいなと思う。
“Everyday People” (written by Sly Stone)Sometimes I’m right and I can be wrong
My own beliefs are in my song
The butcher, the banker, the drummer and then
Makes no difference what group I’m in
「エヴリデイ・ピープル」
ときどきおれは正しいのにまちがえることがある
おれ自身の信念はおれの曲のなかにある
肉屋に銀行家、ドラマーなどなど
おれが何のグループに属しているかってことはぜんぜん関係ない
I am everyday people, yeah, yeah
おれはエヴリデイ・ピープルさ yeah, yeah
There is a blue one who can’t accept the green oneFor living with a fat one, trying to be a skinny one
Different strokes for different folks
And so on and so on and scooby-dooby-dooby
緑のやつを受け入れられない青いやつがいる
そいつは太ったやつといっしょに暮らすために、やせっぽちなやつになろうとしている
いろいろな人たちがいれば毛並みだっていろいろさ
それからそれからスクービー・ドゥービー・ドゥービー
Ooh, sha-shaWe got to live together (Ooh, sha-sha)
Ooh シャシャ
おれたちはいっしょに生きていかなくちゃ
I am no better and neither are youWe are the same, whatever we do
You love me, you hate me, you know me and then
You can’t figure out the bag I’m in
おれもぜんぜんマシじゃないが、それはあんただって同じさ
おれたちはおんなじさ、なにをしたところでな
あんたはおれを愛したり、おれを嫌ったり、そうやっておれを知るんだ
でもおれがしまいこまれてるバッグをあんたは理解できないだろ
I am everyday people, yeah, yeah
おれはエヴリデイ・ピープルさ yeah, yeah
There is a long hair that doesn’t like the short hairFor being such a rich one that will not help the poor one
Different strokes for different folks
And so on and so on and scooby-dooby-dooby
ショートヘアのことが嫌いなロングヘアがいる
そいつはたいした金持ちなんで、貧しいやつを助ける気なんかないんだ
いろいろな人たちがいれば毛並みだっていろいろさ
それからそれからスクービー・ドゥービー・ドゥービー
Ooh, sha-shaWe got to live together (Ooh, sha-sha)
Ooh シャシャ
おれたちはいっしょに生きていかなくちゃ
There is a yellow one that won’t accept the black oneThat won’t accept the red one that won’t accept the white one
Different strokes for different folks
And so on and so on and scooby-dooby-dooby
なにがなんでも黒いやつを受け入れない黄色いやつがいる
そいつは白いやつを受け入れない赤いやつを受け入れないんだ
いろいろな人たちがいれば毛並みだっていろいろさ
それからそれからスクービー・ドゥービー・ドゥービー
Ooh, sha-shaI am everyday people (Ooh, sha-sha)
Ooh シャシャ
おれはエヴリデイ・ピープルさ







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