【歌詞対訳】”One More Second” / Matt Berninger

2025年12月18日

2020年のソロデビュー作『サーペンティーン・プリズン』(Serpentine Prison)からのサードシングル。マット・バーニンガー(1971-)はアメリカのロックバンド、ザ・ナショナルのフロントマンとして知られるミュージシャン。この5月にソロ2作目となる『ゲット・サンク』(Get Sunk, 2025)をリリースしたが、このデビュー作はあのブッカー・T・ジョーンズがプロデュースしている。どういう経緯でそうなったのかというと、マットはウィリー・ネルソンの『スターダスト』(Stardust, 1978)のようなカバーアルバムを作りたくて、そのプロデュースを手がけていたブッカーに協力を依頼したところ、曲のデモを検討するうちに、最終的にはオリジナルアルバムを制作するべきという判断に至ったのだそうだ。プレイヤーとしても参加しており、最後のコーラス前で聞こえるオルガンはブッカーが弾いている。また女性コーラスはザ・ナショナル作品ではおなじみとなったゲイル・アン・ドーシー(デヴィッド・ボウイ作品でプレイしていることで有名なベーシスト)によるもの。アーロン&ブライスという二人の奇才を擁するザ・ナショナルのサウンドはときとして実験精神にあふれるがあまり独特の緊張感をはらむ一方で、このブッカー・プロデュースのソロ作はなんともオーガニックで肩の力が抜けた仕上がり。なかでもこの"One More Second"は軽快で、風とおしのよさすら感じさせる。

“One More Second” (written by Matt Berninger and Matt Sheehy)

The last time we were together

Lately, it feels like forever

And the way we talked last night

It felt like a different kind of fight

「ワン・モア・セカンド」

最後に僕たちがいっしょにいたとき

最近、それは永遠のように感じるよ

それから昨夜の僕たちの口のききかた

それはちがった種類の殴り合いのように感じたよ

Baby, don’t lie to me, you know that I’ll believe you

Always in love with someone, if it ain’t me, come on

Just give me a little more time

Give me a little bit of warning

Baby, I’m gonna be fine

When I figure out where I’m going

ベイビー、嘘をつかないでくれ、僕は君を信じるから

いつだって誰かに恋してる、もしそれが僕じゃなくても、ねえ

あとちょっとだけ時間をくれよ

ちょっぴり警告してくれよ

ベイビー、僕はきっと大丈夫

自分がどこに向かっているのか理解できれば

Why can’t you just tell me what you’re doing here?

Don’t be cruel, if you’re leaving me, just do it right here

'Cause the way you looked at me this morning

Gave my weak heart warning

ここで自分がしていることをどうして言えないんだい?

冷たくするなよ、もし出ていくつもりなら、いますぐ出ていってくれ

今朝、君が僕を見たときの眼つき

あれは僕のひよわな心に警告を与えたんだからね

Give me one more second to dry my eyes

Give me one more day to realize

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

Give me one more year to get back on track

Give me one more life to win you back

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

When it’s gone

あと一秒だけ時間をくれ、涙をぬぐうから

あと一日だけ時間をくれ、理解するから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

あと一年だけ時間をくれ、もとの道にもどるから

あとひとつだけ人生をくれ、君をとりもどすから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

なくなってしまえば

Baby, don’t lie to me, you know that I’ll believe you

Always in love with someone, if it ain’t me, come on

Just give me a little more time

Give me a little bit of warning

Baby, I’m gonna be fine

When I figure out where

Give me one more second to dry my eyes

Give me one more day to realize

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

Give me one more year to get back on track

Give me one more life to win you back

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

When it’s gone

ベイビー、嘘をつかないでくれ、僕は君を信じるから

いつだって誰かに恋してる、もしそれが僕じゃなくても、ねえ

あとちょっとだけ時間をくれよ

ちょっぴり警告してくれよ

ベイビー、僕はきっと大丈夫

理解できれば―

あと一秒だけ時間をくれ、涙をぬぐうから

あと一日だけ時間をくれ、理解するから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

あと一年だけ時間をくれ、もとの道にもどるから

あとひとつだけ人生をくれ、君をとりもどすから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

なくなってしまえば

Give me one more second to dry my eyes

Give me one more day to realize

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

Give me one more year to get back on track

Give me one more life to win you back

Smoke’s in our eyes or in the distance

Either way we’re gonna miss it

When it’s gone

あと一秒だけ時間をくれ、涙をぬぐうから

あと一日だけ時間をくれ、理解するから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

あと一年だけ時間をくれ、もとの道にもどるから

あとひとつだけ人生をくれ、君をとりもどすから

煙は僕たちの眼のなかに、あるいははるか遠くにある

どちらにせよ僕たちはそれを懐かしく思うだろう

なくなってしまえば