ビートルズとドイツ:ハンブルク時代、ふたつのドイツ語バージョン

2025年10月16日

“生まれたのはリヴァプールかもしれないが、育ったのはハンブルクだ"(ジョン・レノン)

ファンにとっては有名な事実だが、ビートルズには公式にレコーディングされたドイツ語の曲がふたつある。ひとつは「抱きしめたい」("I Want to Hold Your Hand")、そしてもうひとつは「シー・ラヴズ・ユー」("She Loves You")のドイツ語バージョンである。いずれもスタジオアルバム未収録の曲をあつめた『パスト・マスターズ』(Past Mastersで聴くことができる。

巨大な商業的成功をおさめただけでなく、20世紀のポピュラー音楽のあり方そのものに多大な影響をおよぼしたビートルズだが、かれらとて何もやすやすとそのような栄冠を手にしたわけではない。デビュー前の1960年8月から62年5月にかけて、このファブ・フォー(すばらしき四人組)は当時の西ドイツ・ハンブルクでの長い下積み期間を経験している。リンゴはまだ加入しておらず、ジョン、ポール、ジョージ、スチュアート・サトクリフ、ピート・ベストの5人体制。かれらはインドラ・クラブ(Indra Club)やカイザーケラー(Kaiserkeller)、それにトップテンクラブ(Top Ten Club)やスタークラブ(Star Club)といった、娼婦やストリッパー、暴力団員がいりみだれることもあった店で来る日も来る日もひたすら演奏しつづけ、安いギャラを稼ぎ、自分たちの音楽スキルに確かな磨きをかけていった。トレードマークのマッシュルームカットが生まれたのもこの頃である。

ドイツは第二次世界大戦の敗戦国であり、大都市ハンブルクもまた英米のはげしい爆撃によってなかばがれきの山と化した。戦後、急速に復興をとげつつあったこの港街には、ロックンロールで一旗あげてやろうという野心をもったイギリスからのミュージシャンたちがこぞって集まり、音楽文化の一大中心地を形成していった。まだ10代後半から20代前半のビートルズメンバーたちもそのような血気盛んな若者だっただろう。かれらの演奏曲はそのほとんどがコピーだったが、注目すべきことには「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」("I Saw Her Standing There")といったオリジナルもすでに披露されている。後年、ジョンが出したカバーアルバム『ロックンロール』(Rock’n’Roll, 1975)にはハンブルク時代の定番ナンバーが数曲含まれている。ジャケットにもこの頃に撮影された写真が使われており、ジョンはきっとなつかしさにひたりながら制作に取り組んだにちがいない。

1966年6月、『リヴォルヴァー』(Revolverが発売される2か月前に、かれらは再びハンブルクの地をおとずれ二日間にわたるライブをおこなっている。しかしジョンの回想によれば、メンバーたちはまったく乗り気ではなかったというのが本当のところらしい。暖房も照明もない冬の映画館に寝泊まりしたり、ぶっとおしで8時間、日によっては12時間も演奏させられるといったあまりに過酷な経験をしたハンブルクはのちによき思い出、それに笑いのタネにはなったのかもしれないが(かれらは飾り窓で有名なレーパーバーンに普通に出入りしているので、その手のことがなかったとはとても考えられない笑)、当時は「またハンブルクだって? おいおい、よしてくれよ」という心境だったのだろう。村上春樹の『ノルウェイの森』の冒頭に、ハンブルクに向かう飛行機のなかで主人公が「やれやれ、またドイツか」と感じるシーンがあるが、ひとつにはこのことを指しているのではないか。

“Komm, gib mir daine Hand"("I Want to Hold Your Hand")

と、このような反応からもたやすく想像できるように、ドイツ語による2曲もじつに投げやりな態度で制作された。当時は外国マーケットへの本格的な参入を果たすためにその国の言葉で歌われたバージョンを制作するということはわりと行なわれていた。それで、西ドイツ・オデオンレコーズの幹部がジョージ・マーティンとブライアン・エプスタインにかれらのヒット曲のドイツ語版を制作する話をもちかけた。メンバーたちはそれをきっぱりと拒否。マーティンがやっとの思いで嫌がるかれらを説得し、1964年1月29日にパリにあるEMI’s Pathé Marconi Studiosにて一日でレコーディングされた。

なぜメンバーたちにやる気がなかったのかは定かでないが、まさに同じ日に新曲“Can’t Buy Me Love"がレコーディングされており、同年7月にリリースされた『ア・ハード・デイズ・ナイト』(A Hard Day’s Nightの構想で頭がいっぱいだったであろうことを考えると、「いまさらそんなことやりたくねえよ」というぼやきが出てきても無理はない気がする。これ以降、かれらはいかにもアイドルじみたご当地バージョンを制作することはなかった。

作曲はもちろんレノン=マッカートニーだが、歌詞はキャミロ・フェルゲンというルクセンブルク出身のタレントが原詞を翻訳したもの。おおむねオリジナルに忠実な独訳だが、じっさいは翻案にちかい。「抱きしめたい」のオリジナルトラックに新たにドイツ語ボーカルとハンドクラップをオーバーダブすることで完成した。その出来はいかなるものかというと、もしこれがオリジナルだったら普通に大ヒットを収めていただろう。しかしやる気がないビートルの筆頭・ジョンがリードボーカルなせいで、オリジナルに込められた勢いがいまいち伝わってこない。ドイツの酒場で武者修行しただけあって発音は悪くないが、かといって良くもない。まずまずの代物だ。

ここでは自分のドイツ語の勉強を兼ねて和訳してみる(比較のためオリジナルの音源も貼っている)。いろいろ間違ってそうなのでもし参考にされる方はご注意ください。

“Komm, gib mir deine Hand" (written by Lennon-McCartney and Camillo Felgen)

Oh, komm doch, komm zu mir(オー、コム・ドホ、コム・ツー・ミア)

Du nimmst mir den Verstand(ドゥ・ニムスト・ミア・デン・フェアシュタント)

Oh, komm doch, komm zu mir(オー、コム・ドホ、コム・ツー・ミア)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

「コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント」*1

ああ、たのむから来てくれよ、僕のもとへ来てくれ*2

君は僕の分別をうばってしまう*3

ああ、たのむから来てくれよ、僕のもとへ来てくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

*1 (以下、品詞分解ふうのメモ)

英語に直訳すると"Come, Give Me Your Hand"

komm:動詞kommen(来る)のdu(君・おまえ)に対する命令形。

なおドイツ語の2人称には英語とちがって親称(du/ihr)と敬称(Sie)の区別があり、「あなた(方)」といいたいときはSieを用いる。

gib:動詞geben(与える)のduに対する命令形 

mir:私に(ichの3格)

deine:dein(君の・おまえの)+-e(女性単数名詞の4格につく語尾)

Hand:手(女性名詞)これは単数形で、複数形はHände

*2 doch(副)は「心態詞」といい、話し手の主観的な心情を表す。

  命令文につくと「頼むから、いい加減に」といったニュアンスが出る。

*3  Verstand(男)「知力、理解力、分別」 このmirは「私から」(=from me)の意味。

Oh, du bist so schön(オー、ドゥ・ビスト・ゾー・シェーン)

Schön wie ein Diamant(シェーン・ヴィ・アイン・ディアマント)

Ich will mit dir gehen(イッヒ・ヴィル・ミット・ディア・ゲーエン)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

ああ、君はすごくきれいだね

ダイヤモンドみたいにきれいさ*

君のもとへ行きたいよ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

*wie(接)「~のように」(as, like)

In deinen Armen bin ich glücklich und froh (イン・ダイネン・アーメン・ビン・イッヒ・グリュックリヒ・ウント・フロー)

Das war noch nie bei einer anderen(ダス・ヴァー・ノホ・ニー・バイ・アイナー・アンダーン)

Einmal so(アインマール・ゾー)

Einmal so(アインマール・ゾー)

Einmal so(アインマール・ゾー)

君の腕のなかにいると僕はうれしくて幸せさ

ほかの子のそばではこんなことは一度もなかったよ*

もう一度こんなふうに

もう一度こんなふうに

もう一度こんなふうに

*noch nie「いまだかつて…ない」

ander((形)別の、異なった)はここでは名詞として用いられている。

前置詞のbei(3格支配)のあとにつづいているのはeiner anderenと女性3格なので「ほかの女の子のもとでは、そばでは」になる。

Oh, komm doch, komm zu mir(オー、コム・ドホ、コム・ツー・ミア)

Du nimmst mir den Verstand(ドゥ・ニムスト・ミア・デン・フェアシュタント)

Oh, komm doch, komm zu mir(オー、コム・ドホ、コム・ツー・ミア)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

ああ、たのむから来てくれよ、僕のもとへ来てくれ

君は僕の分別をうばってしまう

ああ、たのむから来てくれよ、僕のもとへ来てくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

In deinen Armen bin ich glücklich und froh (イン・ダイネン・アーメン・ビン・イッヒ・グリュックリヒ・ウント・フロー)

Das war noch nie bei einer anderen(ダス・ヴァー・ノホ・ニー・バイ・アイナー・アンダーン)

Einmal so(アインマール・ゾー)

Einmal so(アインマール・ゾー)

Einmal so(アインマール・ゾー)

君の腕のなかにいると僕はうれしくて幸せさ

ほかの子のそばではこんなことは一度もなかったよ

もう一度こんなふうに

もう一度こんなふうに

もう一度こんなふうに

Oh, du bist so schön(オー、ドゥ・ビスト・ゾー・シェーン)

Schön wie ein Diamant(シェーン・ヴィ・アイン・ディアマント)

Ich will mit dir gehen(イッヒ・ヴィル・ミット・ディア・ゲーエン)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

Komm, gib mir deine Hand(コム、ギブ・ミア・ダイネ・ハント)

ああ、君はすごくきれいだね

ダイヤモンドみたいにきれいさ

君のもとへ行きたいよ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

来てくれ、君の手をとらせてくれ

“Sie liebt dich"("She Loves You")

つづいて両A面シングルの2曲目、"She Loves You"のドイツ語バージョン。こちらは演奏も含めてすべていちからレコーディングされている。個人的には、曲調もあいまって"Komm, gib mir deine Hand"よりこちらのほうが好ましく感じる。また英語とドイツ語というゲルマン語どうしなので、コーラスのShe loves youは機械的にSie liebt dichに直訳できて、あとはこの曲でもっとも印象に残るyeahはそのまま生かせるというのもグッド。

作詞も同様にキャミロ・フェルゲンによるもの。ラヴソングというと多くの場合はI love you、あるいはYou love meの関係性で表現するのが今も昔もふつうだが、この曲は第三者である歌い手が、女の子に一心に好意を向けられている「君」に対して喜びを爆発させ、どうすれば彼女をものにできるのかアドバイスもしているという点が非常に画期的である。ちなみに僕は友だちに彼女ができたとして、それをこれほどまでに喜べる度量の広さは持ちあわせていない。

基本ストーリーはドイツ語版においても変わらない。しかし2つめのヴァースで「君は彼女を傷つけたし、ふり返りもしなかった。でも君に責任はないさ」といったあとでつぎのヴァースで「彼女にあやまれ。そうしたら彼女もわかってくれるさ」とつながるのはいったいどうなってるんだ?と首をかしげたくなる。オリジナルは"You think you’ve lost your love"と君がふられた前提からスタートして、でも彼女は君のことを思ってるんだ、だからプライドがじゃまするだろうけど、彼女にあやまりなよ。そうしたらうまくいくさ、というふうに無理なく展開していくのだが。

また地味な変更ではあるが、オリジナルにおいて歌い手はあくまで第三者に徹しているのに対し、ドイツ語のほうは"Du glaubst, sie liebt nur mich"とあるように、彼女をめぐって「君」と争う関係になっている。恋の三角関係だ。ある意味、君と彼女と僕が出てくるのなら、それは三角関係になると考えたくなるのはいたって自然なことなのだが、オリジナルのほうではそのような描写は注意深く排除されている。これについてジョンとポールがどこまで意識的であったのかは知る由もないのだが、"She Loves You"といういまでも斬新なタイトルに象徴される第三者の視点がドイツ語版では徹底されておらず、べつのロジックにおきかえられているのだ。でもまあ、夏目漱石の『こころ』とか村上の『ノルウェイの森』とかあるし、日本人の心情に訴えるのはドイツ語のほうかも。

“Sie Liebt Dich” (written by Lennon-McCartney and Camillo Felgen)

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah yeah)

「ズィ・リープト・ディヒ」*

彼女は君のことが好きなんだぜ yeah yeah yeah

そうさ、彼女は君のことが好きなんだぜ yeah yeah yeah

彼女は君のことが好きなんだ yeah yeah yeah yeah

*(品詞分解ふうのメモ)

sie:彼女が(1格)=she

liebt:動詞lieben(愛する)の3人称単数・直説法現在 =loves

dich:君を・お前を(duの4格)=you

Du glaubst, sie liebt nur mich

(ドゥ・グラオプスト、ズィ・リープト・ヌーア・ミヒ)

Gestern hab’ ich sie gesehen

(ゲスターン・ハーブ・イッヒ・ズィ・ゲゼーエン)

Sie denkt ja nur an dich

(ズィ・デンクト・ヤー・ヌーア・アン・ディヒ)

Und du solltest zu ihr gehen

(ウント・ドゥ・ゾルテスト・ツー・イア・ゲーエン)

Oh, ja, sie liebt dich

(オー、ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Schöner kann es gar nicht sein

(シェーナー・カン・エス・ガール・ニヒト・ザイン)

Ja, sie liebt dich

(ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Und da solltest du dich freuen

(ウント・ダー・ゾルテスト・ドゥ・ディヒ・フロイエン)

あの子が愛してるのは僕だけだ、君はそう信じているだろう

きのう僕は彼女に会ったんだ*1

彼女はほんとに君のことだけを思ってるよ*2

君は彼女のところに行くべきなのさ*3

ああ、ほんとさ、彼女は君を愛してるんだ

これ以上すばらしいことってあるかい*4

ほんとさ、彼女は君を愛してる

その点じゃ君は喜ぶべきなのさ*5

*1 過去分詞+habenは現在完了形(ただし、英語のそれとはことなり、明確な過去をあらわす語句と同時に用いられるという点に注意) hab’=habe

*2  ja(副)dochとおなじくこれも心態詞。

*3  solltestは「~すべき」を表す助動詞sollenのduが主語の場合の接続法第1式。ここでは歌い手がそのように考えているということを示す動詞の形式。

*4 英語だとIt can never be more beautiful.(これ以上はすばらしくなりようがない⇒最高にすばらしい)といったところか。gar(副)ぜんぜん…ない

*5 sich4 freuen「喜ぶ」(再帰用法)

Du hast ihr weh getan

(ドゥ・ハスト・イア・ヴェー・ゲターン)

Sie wusste nicht, warum

(ズィ・ヴステ・ニヒト、ヴァルム)

Du warst nicht schuld daran

(ドゥ・ヴァースト・ニヒト・シュルト・ダラーン)

Und drehtest dich nicht um

(ウント・ドレヒテスト・ディヒ・ニヒト・ウム)

Oh, ja, sie liebt dich

(オー、ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Schöner kann es gar nicht sein

(シェーナー・カン・エス・ガール・ニヒト・ザイン)

Ja, sie liebt dich

(ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Und da solltest du dich freuen, ooh

(ウント・ダー・ゾルテスト・ドゥ・ディヒ・フロイエン、ooh)

君は彼女に痛い思いをさせた*1

どうしてなのか、彼女にはわからなかった*2

それに関して君に責任はなかった*3

そして君はふり返らなかった*4

ああ、ほんとに、彼女は君を愛してるのに

これ以上すばらしいことってあるかい

ほんとに、彼女は君を愛してる

その点じゃ君は喜ぶべきなのさ

*1 3格+weh tun「…に痛い思いをさせる」ここでは現在完了形。getanは動詞tun(する)の過去分詞

*2  wusste: wissen(~を知っている、わかる)の3人称単数・直説法過去形

*3 schuld sein「責任がある」 daran「そのことにおいて、それに関して」

*4 umdrechtest…um:sich4 umdrehen「くるりと向きを変える」(分離動詞)のduが主語の場合の直説法過去形

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Denn mit dir allein(デン・ミット・ディア・アライン)

Kann sie nur glücklich sein(カン・ズィ・ヌーア・グリュックリヒ・ザイン)

彼女は君のことが好きなんだぜ yeah, yeah, yeah

そうさ、彼女は君のことが好きなんだ yeah, yeah, yeah

だって君とじゃなきゃ

彼女は幸せになんかなれないんだぜ

Du musst jetzt zu ihr gehen

(ドゥ・ムスト・イェッツト・ツー・イア・ゲーエン)

Entschuldige dich bei ihr

(エントシュルディゲ・ディヒ・バイ・イア)

Ja, das wird sie verstehen

(ヤー、ダス・ヴィルト・ズィ・フェアシュテーエン)

Und dann verzeiht sie dir

(ウント・ダン・フェアツァイト・ズィ・ディア)

Oh, ja, sie liebt dich

(オー、ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Schöner kann es gar nicht sein

(シェーナー・カン・エス・ガール・ニヒト・ザイン)

Ja, sie liebt dich

(ヤー、ズィ・リープト・ディヒ)

Und da solltest du dich freuen, ooh

(ウント・ダー・ゾルテスト・ドゥ・ディヒ・フロイエン、ooh)

君はいま彼女のもとへ行かなくてはならない

彼女にあやまれ*1

な、それは彼女も理解するから

そしたら彼女も君を許すよ*2

ああ、ほんとに、彼女は君を愛してるのに

これ以上すばらしいことってあるかい

ほんとに、彼女は君を愛してる

その点じゃ君は喜ぶべきなのさ

*1 sich4 entschuldigen「(bei+3格を伴って)~にあやまる」 Entschuldigeは主語がduの場合の命令形

*2 verzeihen「~を許す」代名詞が目的語にくる場合は4格(dich)をとるが、ここでは3格のdirになっている。ihrと韻を踏むためだろうか。作詞したフェルゲンはルクセンブルク出身なので本国のドイツ語とはすこし違うのかもしれない。

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Sie liebt dich, yeah, yeah, yeah(ズィ・リープト・ディヒ、yeah yeah yeah)

Denn mit dir allein(デン・ミット・ディア・アライン)

Kann sie nur glücklich sein(カン・ズィ・ヌーア・グリュックリヒ・ザイン)

Denn mit dir allein(デン・ミット・ディア・アライン)

Kann sie nur glücklich sein(カン・ズィ・ヌーア・グリュックリヒ・ザイン)

Denn mit dir allein(デン・ミット・ディア・アライン)

Kann sie nur glücklich sein(カン・ズィ・ヌーア・グリュックリヒ・ザイン)

彼女は君のことが好きなんだぜ yeah yeah yeah

そうさ、彼女は君のことが好きなんだ yeah yeah yeah

だって君とじゃなきゃ

彼女は幸せになんかなれないんだぜ

だって彼女が幸せになれるのは

君といるときだけなんだぜ

だって彼女が幸せになれるのは

君といるときだけなんだぜ