【歌詞対訳】”When Your Lonely Heart Breaks” / Neil Young

17作目のアルバム『ライフ』(Life, 1987)に収録(ニール・ヤング&クレイジー・ホース名義)。全9曲中7曲は、1986年のアルバム『ランディング・オン・ウォーター(水上着陸)』(Landing on Waterの宣伝のために行われたツアー時に初披露された曲で占められている。フォークロック界のレジェンド、ニール・ヤングも80年代にはこんなニューウェーブ的なサウンドを展開していたんだね。正直、ニールについては「シナモン・ガール」("Cinnamon Girl")とか「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」("After the Gold Rush")、「ハート・オブ・ゴールド」("Heart of Gold")といった誰もが認める名曲を聞くより、あまり有名でない曲を深堀りしていくほうが楽しいと最近は感じる。このあたりはボブ・ディランなんかも同じ。とにかくキャリアが長いのでつまらない曲もけっこうあるわけだが、あまり知られていなくて印象に残る曲を見つけたときの喜びは大きい。日本での知名度は皆無だが、僕の大好きなホリー・ミランダによるカバー(アルバム『ミューチュアル・ホース』(Mutual Horse, 2018)に収録)があるので、それも紹介しておく。

“When Your Lonely Heart Breaks” (written by Neil Young)

When your lonely heart breaks

Don’t sit counting your mistakes

Don’t be waiting for love to come back

Don’t be wasting time

Don’t be lost and crying

When your lonely heart breaks

When your lonely heart breaks

「ウェン・ユア・ロンリー・ハート・ブレイクス」

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

おかした過ちを数えて座ってちゃだめだ

愛が戻ってくるのを待ってちゃだめだ

時間を無駄にしてちゃだめだ

途方にくれて泣いてちゃだめだ

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

What’s your problem, she’s gone

You’re still moving, moving on

You got memories, she got strong

There’s a lot of things that aren’t gone

When your lonely, lonely heart breaks

When your lonely heart breaks

君の問題、それは彼女が出ていったこと

君はいまでも動いている、動きつづけている

君には思い出ができたし、彼女は強くなった

失われてはいないものがたくさんある

君のさびしい、さびしい心が打ちひしがれるとき

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

When your lonely, lonely heart breaks

Don’t be crying for the good times you had

When your lonely heart breaks

When your lonely heart breaks

Don’t sit counting your mistakes

Don’t be waiting for love to come back

Don’t be wasting time

Don’t be lost and crying

君のさびしい、さびしい心が打ちひしがれるとき

すばらしい時間を思い出して泣いてちゃだめだ

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

君のさびしい心が打ちひしがれるとき

おかした過ちを数えて座ってちゃだめだ

愛が戻ってくるのを待ってちゃだめだ

時間を無駄にしてちゃだめだ

途方にくれて泣いてちゃだめだ

When your lonely, lonely heart breaks

When your lonely, lonely heart breaks

Lonely heart, lonely heart breaks

When your lonely, lonely heart breaks

When your lonely heart breaks

君のさびしい、さびしい心が打ちひしがれるとき

君のさびしい、さびしい心が打ちひしがれるとき

さびしい心が、さびしい心が打ちひしがれる

君のさびしい、さびしい心が打ちひしがれるとき

君のさびしい心が打ちひしがれるとき